ソーシャル
社会環境
衣・食・住。私たちの暮らしの礎となる全てのものは、豊かな自然の恩恵を受けることから始まっています。科学技術が進み便利で快適な生活が送れるようになった今、私たちが目指すのは自然環境との調和です。建築の際に生じた廃棄物を適切に処理し再資源化することや、地球環境に配慮した木質バイオマス発電事業の展開により、地域の中で循環する持続可能な社会づくりに貢献していきます。
森林は、水環境や国土保全、生物多様性や地球温暖化防止など多面的で高い機能を持っています。山形県の森林のほとんどは人工林であり、適切な整備・保全が必要とされています。人の手が入らず荒廃が進む現状において、豊富な森林資源を守ることは長く自然に関わり続けてきた私たちの責務であると考えています。間伐材の伐採のみならず苗木の植林活動も並行して行っています。
次世代の循環型社会実現に向けたクリーンエネルギー、木質バイオマス発電を建設中です。木材を燃焼させるエネルギー生成に伴うCO2は、植物が生長することで吸収されるため、全体としてのCO2は増加しないカーボンニュートラルです。このクリーンエネルギーに材料チップを供給していきます。また、リサイクルできない産業廃棄物には最適な処理方法で環境負荷を軽減しています。